私は60歳を過ぎてからスーパーでバイトを始めました。
野菜や果物売り場での仕事です。

そこのチーフの斎藤さんはいつも不機嫌なんですよ。
その斎藤チーフが今月、異動になっていなくなりました。
その時の模様を差しさわりのない程度、ちょっと記します。
嬉しかった
斎藤チーフの異動の話を聞いた時、顔がほころんだ表情になるのではないかと神経を使いました。

湧き上がってくる嬉々とした感情につい笑顔になりそうでしたよ。
斎藤チーフの赴任する店舗は、結構、遠いんですよ。
通勤に1時間はかかると思います。
ご苦労様です。
斎藤チーフは少し私には和らいだ感じになりました。
でも、異動直前でも相変わらず不機嫌なのは変わりませんでしたよ。

新鮮な気持ちのところを、なんと!
斎藤チーフがいなくなった日、私は今度、新しく赴任してくるチーフがどういう人なのか、楽しみにしていました。
なんか新鮮な気持ちになりましたよ。

その日も普段通り、朝一番に売り場に出て働いていると ・・・

なんと、そこに斎藤チーフがあらわれましたぁ。
斎藤チーフも新しい赴任先の店舗に行っていなければならない日です。
それなのに ・・・
私は動揺しました。

はっきり言って、もう斎藤チーフとは会うこともないと思っていたのに。
驚きの赴任日
近づいて来る斎藤チーフに向かって、私はつい聞いてしまいましたよ。

どうしたのですか?
斎藤チーフは、いきなり怒っています。

新しいチーフは今日、お休みなんですって。
本当に困るんだけれど。
斎藤チーフの話によると、今度赴任して来るチーフは、前からその赴任日に休みをとっていたらしいです。

今日はこの通り、売り場を作ってやって
斎藤チーフは、私に当日の仕事の指示を記したメモを渡してくれました。

こんな日に休むな!
・・・って言いたいわよ。
そう言って、慌てていなくなりました。
通勤に1時間もかかるのに、わざわざ、この店舗の為に斎藤チーフは来てくれたのでした。
しかも、指示書まで記してくれて。
ありがたいことです。

でも、喜んでいたところなので、驚きましたヨ。
