私は60歳を過ぎてスーパーの野菜売り場にバイトを始めました。
だんだん慣れてきて、スーパーの裏事情が分かって来ました。
そんなマル秘の裏情報について記します。
スーパーの利益を出すのが難しい裏事情
私がバイトしているスーパーは地域一番店と言っていいリージョナルスーパーです。
バイトする前は儲かっているとてっきり思っていました。
ところが、スーパーの裏側を見ると・・・

こんなんで利益出るのだろうか?
かなりの量の廃棄品が出るのです。
つまり、売れなくて捨てざるを得ない商品です。
野菜売り場のチーフの斎藤さんがこの責を負うわけです。
赤字にならないためのスーパーの施策
スーパーは野放図にしていると赤字になってしまうでしょう。
黒字にする為には以下の3つの施策をとっている様です。
- 入荷した商品は直ぐに店頭に出す
- 売れない商品は素早く値引きする
- 忙しくとも残業はさせない
朝が勝負の品出し
野菜や果物、たまごは特に朝に入荷します。
お客さんの入店は11時前にピークを迎えます。
それまでに入荷した新鮮な商品を店頭に出すことが売り上げを伸ばす第一条件です。
だから、朝一にバイトに入る私は大忙しということです。
値引いて損を抑える
とこが、入荷した野菜が既に鮮度が落ちていたり、形が崩れているものもあります。
また、劣化が早い野菜や果物もあります。
外国から輸入している野菜や果物には不良品がつきものです。
早く見つけて早く値引く!
・・・というのも値引いても劣化が進むと売れなくなるからです。
バイトには残業させない
上の2点、品出しと値引きを行うのはバイトスタッフです。
バイトスタッフに依存しているところが、大きいです。
でも、バイトの残業代が増えると利益は出にくくなるのです。
それで、バイトは定時で帰らせる!
・・・というのがスーパーの方針です。

忙しくとも定時に帰り易いのは嬉しいです
それでもスーパーが利益を出すのが難しいのが現実
スーパーマーケットは簡単に利益が出る事業ではないですね。
現実的には、人手不足で品出しも値引きも適切には出来ていないです。
そもそもそれをバイトにやらせようという所にも無理があります。
だから斎藤チーフはストレスを抱えてしまうのでしょうね。
それをバイトに怒りをぶつけてもしかたないのですがね。

困るなぁ
下記ページでスーパーのバイトで口コミ情報にはない仕事内容を紹介しています。
あわせて見てもらうとスーパーの裏事情が分かると思います。
