年度末なので町内会の総会が行われました。

それって町内会の問題なの?
町内会の総会の議事録を見ると、町内会って大変だと感じます。
町内会におしつけられた3つの人手不足
私なんかからすると、町内会とは関係ないと思うのですが、町内会では困ったことがあります。
3つの人員を出してくれと言うのです。
それは以下の3つです。
- 民生委員(兼務 児童委員)
- 消防団員
- 神主
民生委員とは
民生委員ってなんだと分かる人は少ないかもしれません。
とてつもない仕事量の多い役割なんですよ。
だからなり手がいないんです。

私に言わせれば、市役所の福祉課が仕事を丸投げする先が民生委員です。
役所で良く使う言葉で言えば、
地域で支え合う
地域共生
共助
なんて言うのですよ。
民生委員は非常勤と言いながら、仕事量が多い地方公務員です。
しかも、児童委員と兼務というのですから。
それでもって無報酬のボランティアです。
このご時世、タダ働きをする余裕のある人は少ないです。

無茶を言わないでもらいたいです。
町内会から民生委員を出せ
民生委員の制度を見ると、市長や厚生労働省が出て来ても町内会は全く部外者です。
ところが現実は、町内会から民生委員を出せと役所から言ってくるのでした。

町内会は関係ないから知らないヨ
・・・とは言えなくて、困るのでした。
消防団員も町内会に割り振りされる
消防団員も構図としては民生委員と同じです。
但し、消防団には町内会からの支出があります。
消防団は町内会との関りは民生委員よりある感じがしています。
消防団員は非常勤の地方公務員です。
それに対して実質的に町内会から何人だせといった要請が来ます。

消防団の事件により、イメージがすっかり悪くなりましたね。
もっともなり手がいない神主
地方では町内会と神社は表裏一体だったりします。
先に神社があり、そこへの集まり、氏子が町内会と言えなくもありません。
神社には神主が本来、いるものらしいです。
この神主というのが特殊性もあり、なり手がいないのです。
でも、町内会の総会で選任する性質のものでもなく、密かに人選されます。

でも、負担が大きく、神主は無理ですね。
無理なことを町内会に言われても困るだけですよ。
ボランティアは贅沢
結局、国民の可処分所得が少なくなってしまった現状では、ボランティアは無理になったと思います。
貧しくおちぶれてしまっているのに、豊かだった頃の贅沢を続けようとしている様なものだと思います。
贅沢を言うのは止めて欲しいです。