私もスーパーのバイトを始める前は口コミ情報をネットで良く読みました。
そこには、どんな仕事内容かが記されていて、参考になりました。
しかし、実際、働いてみると、口コミ情報にはない仕事内容があります。
私の場合は野菜売り場で働いているので、特別なのかもしれませんが、誰かの参考になるかと思い下にまとめます。
スーパーのバイト、3つの掟
私がバイトを始めたばかりの頃、チーフの斎藤さんが切れました。
みんなを集めて叱ったのです。
その時、私は初めて野菜売り場の仕事には3つの掟があるのを知りました。
簡単にまとめると以下の様になります。
- 産地を正しく表示せよ
- 売価違いを起こすな
- 劣化した商品を引き上げよ
良く分かっていない私は驚きましたヨ。

これってバイトがやることなの?
私は単に商品を棚に並べるだけだと思っていたのでした。
私以外はベテランなので、改めて言われなくとも良くわかっていた様です。
でも、みんな忙しくて疲弊してミスをおかしていたのでした。
人員が足らないのです。
ベテランのみんなからすると、言いたいことがあったでしょうね。
3つの掟を簡単に記すと以下の様になります。
棚札やラベルの産地表示を良く見ろ
野菜や果物は産地表示が義務付けられています。
産地は名刺サイズの棚札や商品に添付するラベルシールに記載されています。

字が小さくて見難いなぁ
商品を店頭に出す時、棚札の産地をちゃんと見ろというのです。
それで産地が違ったら、棚札を差し替えなければなりません。
産地偽装なんておどろしいことになります。
値段を確認しろ
その棚札には値段が記されています。
品出しした商品にはバーコードがついています。
バーコードの値段と棚札の値段が合っているかを確認しろというのです。
実は売価違いというのはスーパーでは大事件扱いです。
お客さんが表示より安く買えた場合は問題ないのですが、逆は大事になります。
ボッタクリになってしまうからです。

どうやって値段を確認するの?
その時、私は分かりませんでした。
劣化した野菜や果物をみつけろ
一番難しいのが劣化した野菜や果物をみつけることです。
以下の様なものをみつけろというのです。
- カビ
- 溶けている
- 色が変わってる
- 柔らかくなっている
- 虫がついている
新しく入荷した野菜だって、悪くなっているものもあります。
全商品は見切れないでしょ。

無理だなぁ
イチゴは下からよく見ろ
今日も斎藤チーフにまた叱られてしまいました。
イチゴを私は品出ししたのですが、既に棚に出ていたイチゴにカビがあるのを見過ごしたのでした。

ちゃんと下からのぞいて見てる?

見てなかったです。
イチゴのカビは見つけにくいです。
その上、下からのぞくとなるとさらに難易度は増します。
だから、億劫になってオミットしてしまうのですよね。
また、ネガティブなことを記してしまいました。

私の単なる愚痴です。
でも、スーパーでのバイトって良いこともあるんですよ。
下の記事で紹介しています。
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