農家レストランって実は開業し難い問題があります。
普通の家を改築してレストランにする場合も同様です。
あまり知られていない農家レストランの違法性について記します。
行ってみたくなる農家レストラン
農家レストランって響きがいいですよね。
特に都会の人にとって魅力的に感じるでしょうね。
下の動画の農家レストランの様に以前は古民家だったなんて言うと、穴場的な感じもして、尚更、行ってみたくなります。
農家レストランには良いイメージがありますね。
浄化槽の検査に費用がかかる
ところが、農家レストランには大きな問題があります。
地方ではまだ下水道普及率が低いのです。
参照 都道府県別下水道普及率
徳島県なんか20%程しか下水道が来ていないのですね。
我が家だって、下水道が来ていないので庭には浄化槽が埋設されています。
この浄化槽の検査の通知が来ました。
ゲンゾー
検査費用って結構なお金を取られるのですよ。
しかも、毎年です。
レストランの浄化槽の大きさ
この浄化槽は普通、一般家庭だと、5人槽か7人槽の物で済んでいます。
ところが、レストランをやろうとすると、浄化槽を大きなものに入れ替えなければならないのです。
それが、10倍以上の大きさになるでしょうね。
その設置費用は1千万円近い金額になってしまいます。
つまり、レストランって下水道が来ていない田舎では、開業できないですよ。
ゲンゾー
これってハードルが高すぎます。
農家レストランを合法にできないか
多くの農家レストランは、違法性が高いです。
農村地にはなかなか下水道は来ていないでしょうからね。
取り締まる行政機関もないみたいで、営業出来てしまいますが ・・・
でも、違法ゆえにやましさがありますよね。
おおぴらにできないです。
そこをなんとか日の目を見る様にならないものでしょうかね。