私のバイト先のスーパーの斎藤チーフは相変わらず癇癪をおこしてばかりいます。
それで一緒に働く私たちは嫌な思いをしています。
なぜ斎藤チーフは怒るのか?
その理由は、私は分っています。
癇癪で実害が起きている
私のバイトしているスーパーの青果部署では人手が足りていません。
応募者が少ないのも原因ですが、斎藤チーフの口調が厳しいので辞めてしまいます。
私が筋肉痛になるまで忙しく働くことになる原因でもあるわけです。
そんな中、来店客の多い年末年始を迎えることになります。
自分は正しいと思って怒る
実は短気な人と私は長年付き合って来ました。
それは父です。
後期高齢者になっても短気は直っていません。
自分は正しいから怒ってもいいのだ!
怒る心の中には正当性を感じています。
だから怒りを抑えなくても良いと思っていますね。
職場の雰囲気が悪くなっても、自分は悪くないと斎藤チーフは思っていることでしょう。
癇癪持ちは病気
私の父にしろ、癇癪を起すのは病気だという認識がありませんね。
斎藤チーフにしても自分は正常だと思っていることでしょう。
以前、NHKでキラーストレスという特番をやっていました。
今でも本は手に入れることが出来ます。
研究により、脳の発達障害がある人は、怒りをコントロールできなくなると分かっているそうです。
癇癪持ちは遺伝する?
癇癪持ちは親から子に伝わり易いということが分かっています。
私は小さい時から父の激怒にさらされて来ました。
それにより、脳の海馬などの成長が阻害されました。
強い叱責を受けた夜には、毎回、夢遊病を発症したのでした。
” こわいよ ”と泣きながら部屋の中を歩き回ったそうです。
子供が夢遊病になると分かっていても、父は激しい怒りを私にぶつけることをやめませんでした。
この様に怒りは遺伝子ではなく、怒り自らが子に伝えてしまう傾向があるそうです。
癇癪持ちは治る
・・・という事で私も癇癪をよく起こしていました。
だから、斎藤チーフの気持ちがよく分かります。
ところが、私は今、あまり怒りません。
癇癪を起さなくなったのには理由があります。
私は脳に障害があると認識したからです。
自分は病気だと思うと、怒る正当性が失われました。
斎藤チーフも気づいて欲しいものだと思います。